2024年9月29日 競技会等のご報告と全日本学生馬術大会のご案内

各 位  殿

 

競技会等のご報告と全日本学生馬術大会のご案内

 

 

9月末になり少し涼しくなりましたが、今夏は連日の猛暑で人馬ともに例年以上に消耗しました。

さて、9月にはいろいろと競技会等もありましたのでご報告します。併せて全日本学生馬術大会2024関連のご案内もさせていただきます。

 

1. ご報告

JRA日高育成牧場合宿研修

9月10日(火)〜13日(金)の日程で何十年振りかで、同合宿を復活させました。一般部員5名が参加し、乗馬訓練、馬学座学・実習、サラブレッドの育成方法体験、繁殖研修、外乗など幅広い研修内容となりました。

参加者は壮大な調教施設において、競走馬の生産・育成の現場を体験し、さらに乗馬訓練や外乗も出来たことは必ず今後の部活動に活きてくると思います。次年度以降も継続したいと思っています。

 

【障害競技会参加】

9月16日(月祝)大津市にあるラクエドラゴンホースパーク主催のクラブ内競技会・障害馬術競技に5人馬が参加しました。全日学を見据えた実践練習として、120㎝クラスに龍駕Ⅱ&福岡ゆきは、龍晨&中本諒、龍希&佐藤天太郎を、110㎝クラスに龍麟&稲葉柚月、宇賀神沙夜コーチ&Ryuペガトップ、100㎝クラスにRyuペガトップ&渡邉駿治がエントリーしました。

各人馬ともいい内容で、本番に繋がる成果がありました。なお、中本選手は無事完走(クリアランウンド)し全日学障害馬術クオリファイとなりました。

 

社会人団体馬術連盟・関西学生親善馬術大会

9月28日(土)社会人として馬術を続けている皆さんと、関西学馬連の学生との親善・交流を目的とした大会がラクエドラゴンホースパークで開催されました。

貸与馬戦で学生は招待参加となり、立命館からも一般部員中心に各競技に参加しました。貸与馬戦も含めていい実践経験になったと思います。

 

RRC総合馬術大会

競走馬引退後、3年以内の馬を対象とした大会。RRC=Retired Recehorse Capの略で引退競走馬杯。同大会の総合馬術が、9月28日(土)29日(日)三木HLPにて開催されました。立命館からは、新馬の龍馳&中本諒、龍泰賀&田原まやがエントリー。2頭は8月の山梨大会に続いての参加。結果は両馬とも一定以上の成績(※SS賞:サティスファクトリースタンダード)だったので、11月29日(金)〜12月1日(日)馬事公苑で開催されるRRC FAINALへの出場権を獲得しました。諸条件が整えば参加したいと思ってます。

なお、龍馳が完走し中本選手は全日学総合馬術クオリファイとなりました。

 

 

2. 全日本学生馬術大会2024

大会スケジュールは別紙になります。タイムテーブルは分かり次第お知らせします。

今後の予定ですが、10月11日(金)〜13日(日)厩舎にて篠宮コーチによる強化練習、馬場馬術審判も招聘予定。

その後ですが、馬事公苑での開催は8年振りになるので、本来なら事前に馴致訓練(特に総合馬術)が必要になります。しかしながら、財政上、輸送費負担が困難なため事前訓練は見合わせました。代替として、全日学入厩週に馬事公苑主催で行われる自馬講習会(馬場)10月23日(水)〜25日(金)に参加します。通常より早めに入厩し人馬を慣らす予定です。

ただし馬場講習会になるので、障害馬は入厩不可となります。一緒に輸送する障害馬は、神奈川県相模原市にある麻布大馬術部に、27日午後の全日学入厩日まで滞在させてもらう予定。講習会と被る選手は馬事公苑との掛け持ちになります。

東京での滞在期間が長くなりますが、輸送費と馴致等の兼ね合いで苦肉の策を取りました。

 

現状のエントリー予定です。

【障害馬術】

龍駕Ⅱ&福岡ゆきは(1回生)

龍麟&稲葉柚月(1回生)

龍希&佐藤天太郎(1回生)

龍晨&中本諒(2回生)

【馬場馬術】

龍統&田原まや(4回生)

龍景&坂中蓮実(4回生)

龍洛&稲葉柚月(1回生)

龍典&内山萌華(3回生)

【総合馬術】

龍蘭&田原まや(4回生)

龍弾&福岡ゆきは(1回生)

龍馳&中本諒(2回生)

龍戟&根本光希(1回生)

予備馬 龍泰賀

【MD障害】

Ryuペガトップ&渡邉駿治(4回生)

合計13頭で予備馬を連れてくれば14頭、京都には龍帝だけ留守番になります。

 

このように大所帯で長期にわたり東京に滞在することになります。費用面も非常に厳しいものがあります。

是非、OBOG会や皆さまからの多方面でのご支援をいただければ、本当にありがたいです。

また大会中の観戦と応援、滞在期間中の表敬訪問など大歓迎ですので、多くの方が馬事公苑に足を運んでいただけることを期待しお待ちしております。

 

いよいよ近づいて来ました。引き続きのご支援・応援どうぞよろしくお願いします。

 

監督 阿部憲二