2024年6月30日 第67回関西学生賞典総合馬術大会
OBOG会員 各位
総合馬術関西予選のご報告
梅雨空のもと、第67回関西学生賞典総合馬術大会が6月29日(土)30日(日)三木HLPにて開催され、当馬術部からは龍蘭&田原まや(4回生)、龍馳&坂中蓮実(4回生)、龍弾&福岡ゆきは(1回生)、龍戟&根本光希(1回生)の4人馬が出場しました。
金曜日の入厩時と日曜日の朝は雨が降り、野外のコンディションはかなり悪い状態での開催となりました。
結果は添付資料の通りで、個人戦で龍蘭&田原選手が優勝、団体戦で立命館は第2位となりました。田原選手は昨年度に続き同人馬で個人戦2連覇、団体戦も昨年度に続き第2位でした。
内容は初日終了(馬場馬術・障害馬術)時点で龍蘭がトップ、第2位に龍馳がつける理想的な展開でしたが、2日目のクロスカントリーで龍馳がバンケットの飛び降りで残念ながら3反抗失権となりました。
総合馬術競技初出場の1回生2人は野外コンディションが悪い中、クロスカントリーも無事完走してくれました。
龍蘭は初日から終始トップを譲らずに貫禄で優勝。特に今回は障害での落下減点がなかったことは進歩です。
今後ですが、龍馳は今年入厩した新馬で坂中選手とのコンビ歴も浅く、今回は若さを露呈しました。練習では野外の固定障害を問題なく飛ぶので、さらに実践等の経験を積ませます。馬場馬術の得点率は69%超なのでクロスカントリーと障害を安定させ、本大会までに完走実績(全日学へ出場要件)を残させます。
福岡・根本両選手は6月初旬の講習会で初めて総合馬術を経験した1回生ですが、天候の悪い中トラブルなく全てクリアしてくれて本当に良かったです。龍戟と龍弾の両馬は、今後コンディションを優先して調整を進めていきます。
龍蘭&田原選手は8月に選考されている総合馬術プログレスジュニア合宿があるので、それを利用してさらに馬場馬術の精度を上げていきたいと考えてます。
正式決定はこれからですが、総合馬術で全日本学生大会への出場を4枠獲得したので、秋に向けて各馬の状態をさらに上げていきたいと思います。
最後になりますが、7月13日〜15日は障害・馬場馬術の予選および選手権・女子選手権予選が同じく三木HLPで開催されます。こちらも全力で臨んで参りますので、引き続きのご支援・応援よろしくお願いします。
監督 阿部憲二